耳で読めるコミック
コミックは、小さな絵の中に小さな文字がぎっしり詰まった壁のようなものです。そのどちらも楽に見られない人に、そのまま手渡すのは難しい。この読書ツールは同じ作品を受け取って、演じます。すべてのセリフをフルキャストの声で、描かれた効果音が本当に鳴り、シーンの下には劇伴が流れます。目を閉じたままでも、物語を最後まで追えます。
1コマずつ、画面いっぱいに
ページ全体を画面サイズに縮めるのではなく、1コマだけを切り出して端から端まで拡大し、シーンの進行に合わせて自動的に次のコマへ移ります。ロービジョンの読者にとっては、自分で操作しなくていい拡大鏡です。ピンチ操作も、次のフキダシを探すことも、ページの途中で読んでいた場所を見失うこともありません。
マウスなしで操作できる設計
ライブラリ、ストア、メニュー、読書中の操作系は、すべてキーボードから操作でき、スクリーンリーダーにも自身を伝えます。コミックの中ではナレーションそのものが本編なので、スクリーンリーダーは演技に重ねて読み上げるのではなく、いまどこにいるかを伝えます。
絵まで受け取りたいときは、コマ解説を
声はセリフを運びますが、コミックは誰も声に出さない絵の中で多くを語っています。コマ解説は、そのコマに何が描かれているかを短く言葉にして、そのコマのセリフの直前にナレーターの声で流します。作品ごとにオンにすれば、絵の内容も届きます。音声を増やさず文字だけで受け取りたい場合は、画面上のテキストとして読むこともできます。
まだできないこと
点字には、今日の時点で対応していません。内容を届けているのは声の演技なので、点字ディスプレイに届くのはコミックの中での現在地であって、セリフ本文ではありません。コマ解説は作品ごとに追加するもので、カタログのすべての作品にあらかじめ付いているものではありません。どちらも、登録したあとで気づくより、ここではっきり書いておきたいことです。
ごまかしのない回答
ページがよく見えなくても、ここでコミックを読めますか?
はい。この読書ツールはまさにそのためにあります。どのコミックも、すべてのセリフがフルキャストの声で演じられるので、読むかわりに聴けます。さらに、ページ全体を画面サイズに縮めるのではなく、1コマずつ画面いっぱいに拡大して表示します。このどちらも、ライブラリのすべての作品で、何も設定せずに使えます。
VoiceOver、TalkBack、NVDAで使えますか?
ライブラリ、ストア、メニュー、読書中の操作系は、いずれもキーボードとスクリーンリーダーで操作できます。コミックの中では声の演技そのものが本編なので、スクリーンリーダーはその上に重ねて読み上げるのではなく、いま自分がどこにいるか、たとえば3ページ、40コマ中5コマ目、といった現在地を伝えます。
コマ解説とは何ですか?
そのコマに実際に何が描かれているかを短く言葉にしたもので、そのコマのセリフの直前に流れます。言葉だけでなく、絵そのものが伝わります。作品に追加して、ナレーターの声で読み上げさせることも、画面上のテキストとして表示させることもできます。これはすべての作品に最初から付いているものではなく、作品ごとにオンにする機能です。
どのコミックを聴けますか?
ストリーミング棚にある作品はどれも、最初から最後までフルに声が付いています。自分の本棚に持ち込んで声を付けた作品も同じです。コマ解説はその上に重ねる作品ごとの追加機能なので、絵まで説明してほしい作品でオンにしてください。
点字に対応していますか?
いいえ、今日の時点では対応していません。含みを持たせるより、はっきりそう言います。いまのところ内容を届けているのは声の演技なので、点字ディスプレイに届くのはコミックの中での現在地だけで、セリフ本文は届きません。点字にきちんと対応するのは、スイッチひとつで切り替えられるものではなく、腰を据えた開発が必要です。やることリストには入っています。
聴くのに料金はかかりますか?
かかりません。いったん本棚に入った作品なら、読むのも聴くのも常に無料です。どのアカウントにも500 MBのホスティングが無料で付き、およそ20冊分、カード登録も不要です。コマ解説だけは作品ごとの有料オプションで、料金は購入前に表示されます。